図面と目的、必要な数値だけご提供いただければ、後は丸投げで強度計算を対応しております。
SMT Supportは、安全検討の専門家です。
現場や管理の頼れるパートナーとして、
選ばれています。
今回は、実際にご依頼いただいた
・空冷ヒートポンプ架台部分
・その他鋼材
の『耐震Sクラス対応強度計算』を
行った事例をご紹介いたします。
▶施工時の安全性を証明したい方
▶設置後の安全性を証明したい方
強度に不安のある場合や設備をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
ご依頼内容

倒壊の危険性への配慮を、
強度計算書をもって証明する。
大きな地震を考慮した際、
今の設計、固定方法で問題ないのか?
計算式をもって、理路整然と結果を出して、施工許可を得る。
その為に必要な計算と、提出する強度計算書の作成依頼。
許可が下りなければ、仕事ができなくなるため、
正確性はもちろんのこと、スピードも問われる案件。
無事、建築責任者様から許可が下り、
スムーズな施工開始に貢献しました。
対応方法詳細
架台のサイズ、荷重位置などを考慮し、
適切な材料が使われているか?など
最初に、必ず聞き取りを行います。
(状況把握)
次に、寸法の変更などがある可能性があったため、
エクセルで寸法数値を変えると答えを自動演算するデータを作成、
寸法変更に臨機応変に対応。
(変則対応)
最後に、強度計算書を作成。
(計算・納品)
① 想定地震の強さ(地震荷重)
KH(水平震度)= Kg・K1・K2・Z・Dss・Is・Ik
地震の強さを決める要素は幾つかあります。
・震度に応じた数値
・建物や設備の形状や素材から加味した係数
・地域による変動係数
などです。
② 素材・部品ごとの数値抽出
製品の基準から、荷重条件を組み合わせていきます。
防振装置、室外機の総合計が最も重くなるものを基準としたり……
溝形鋼の仕様、長さや厚みは地震に耐えうるか?
連結部のプレートは、どうか?
例えば…
τs=σs×√3
上の式は、一般構造用圧延鋼材の
『許容せん断応力』を求める式です。
計算では多くの要素を加味しなければなりません。
たとえば……
・引っ張りに関する強さ
・曲げなどに関する強さ
・厚みや直径など形状や構造
などです。
③ 強度確認箇所の抽出
アンカーボルトなどの作用荷重方向(RdA、RdB)
水平、垂直地震荷重(FH、FV)を考慮する

本件では、仕様の違う機器のため、重心の位置などの差異があり、荷重がかかる接続部などにもそれぞれを考慮した数値計算が必要になりました。
④ 強度計算の実施
①どんな力がはたらくのか?
②どんな素材や構造を予定しているか?
③どこに負荷はかかるのか?
その他にも色々と加味し、正しく計算するのは、容易ではありません。

アンカーボルトだけでなく、架台そのものや接続部のプレートなど

安全性に大きく関わる部分――
不慣れな中、進めるよりも
専門家にお任せください。
ご依頼者様の声

とのお声をいただきました。
計算の感覚は分かっていても、数値で根拠を示すのは難しい。
そんな時でも安心してお任せいただけるのが私たちの強みです。
安全の証明
新潟県中越沖地震、東日本大震災、
熊本地震、能登半島地震……
そして、都市直下、南海トラフなど
防災に向けての安全面は、信頼性にも直結します。
強度計算書は、構造物や治具の安全性を数値で証明できる大切な資料です。
「この架台、本当に大丈夫?」と言われたときの根拠資料にもなります。
長年使っているけど一度も強度を確認していない、
または図面がないけど不安…そんな場合でもご相談いただけます。
図面と目的、必要な数値さえ教えていただければ、
できるだけご依頼者様の負担を減らす形で対応いたします。
強度計算をご検討の方はコチラ
先ずは、気軽にご相談ください。