建設関係

元請から向けられた疑義を格好よく晴らす(コンクリート接着剤)

安全とマニュアルで現場を改革

図面と目的、必要な数値だけご提供いただければ、後は丸投げで強度計算を対応しております。

SMT Supportは、安全検討の専門家です。
現場や管理の頼れるパートナーとして、
選ばれています。

今回は、実際にご依頼いただいた
コンクリート接着剤の『強度計算』を
行った事例をご紹介いたします。

▶施工時の安全性を証明したい方
▶設置後の安全性を証明したい方
強度に不安のある場合や設備をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

ご依頼内容

コンクリート部分と置き基礎の間
ボンド接着部分の強度を、
強度計算書をもって証明する。

今の設計、固定方法で問題ないのか?
計算式をもって、理路整然と説明で納得していただく。
その為に必要な計算と、提出する強度計算書の作成依頼。

承諾がなければ、仕事が難航するため、
正確性と、分かりやすさ、スピードも問われる案件。

無事、元請の方からは承諾が得られたそうです。
安心しました。

対応方法詳細

耐えなければならないの荷重、力。
かかりうる力の方向。
それに抵抗するボンドの力。
先ずは、状況把握。
次に、事前準備。
製品の性質、仕様に基づき数値を拾っていきます。
そして、計算です。
強度計算書を作成します。

わかりやすさを意識して確実に依頼遂行・達成!

① 垂直方向の強さ(許容引張強さPs)

Ps =  σs × A

〈結論〉
許容引張強さPsは、136377.5kg
これは車100台を同時に引っ張るくらいの力です。
日常の範囲で、そんな力は先ずかからないでしょう。
したがって、強度は充分あると言えます。

② 水平方向への強さ(許容圧縮降伏強さPcs)

〈結論〉
許容圧縮降伏強さPcsは343010.2kg
これはゾウ60頭が同時に突進するくらいの力です。
日常の範囲で、そんな力はやはりかからないでしょう。
つまり、安全と言えます。

 

③ 元請から求められた「大丈夫」の根拠

コンクリート専用の接着ボンドですから
大丈夫ですよ

そうか!
なら、安心だ!

とはいかないのが、この業界です。
①どんな力がはたらくのか?
②どんな素材や構造を予定しているか?
③どこに負荷はかかるのか?
そして、それに耐えうるのか?
その他にも色々と加味し、正しく計算した上で、
専門的力学に基づいた証明が必要になります。

安全性に大きく関わる部分――
不慣れな中、進めるよりも
専門家にお任せください。

ご依頼者様の声

上記は抜粋。
もっとたくさんの嬉しい言葉をいただいたのですが、
収まりませんでした。

 

わかりやすさの重要性

安全性を説明しなければならない先は多岐多様です。
依頼主、地主、行政、元請、施工業者、社内決裁など……

参考リンク(国交省

場合によっては、仕事が立ち消えたり、
得られるはずの行政支援などが得られなかったりします。

強度計算書は、構造物や治具、今回のような接着剤などの
安全性を数値で証明できる大切な資料です。

「本当に大丈夫?」と言われたときの根拠資料にもなります。

長年使っているけど一度も強度を確認していない、
または図面がないけど不安…そんな場合でもご相談いただけます。

図面と目的、必要な数値さえ教えていただければ、
できるだけご依頼者様の負担を減らす形で対応いたします。

 

強度計算をご検討の方はコチラ
先ずは、気軽にご相談ください。