基礎知識

そもそも、強度計算書とは?(安心を数学的に証明するもの)

強度計算書004
安全とマニュアルで現場を改革

図面と目的、必要な数値だけご提供いただければ、後は丸投げで強度計算を対応しております。

SMT Supportは、安全検討のスペシャリスト!
現場のお悩みに日々、向き合っております。

今回は、そもそもの『強度計算書』について
触れたいと思います。

たとえば、大きな看板を壁に取り付けるとき。
「これって落ちたりしない?」
と不安になりますよね。

それを「大丈夫ですよ」
と言える根拠となるのが、強度計算です。

必要な場面

どのような時に、強度計算は必要か?
概ね以下のようなシーンでは、
強度計算書の提出や検討が必要になります。

▶ 役所の施工許可・確認申請を取るとき
▶ 既存構造の改修・補強が必要か判断する際
▶ 工事請負や入札で信頼性の高い提案を出すため
▶ 大きな什器・造作家具・看板などの荷重確認を行うとき
▶ それらを設置施工の際、吊り上げ時の金具の妥当性など
▶ 仮設足場・ステージ・展示構造などの安全確認として

つまり、見た目のデザインや予算に加え、
「この設計が安全か?」
「この方法で安全か?」
を、数値で証明する必要があるならば!
『強度計算書』の出番です。

過程とその後の『安全』は、『信頼』の根幹!
SMT Supportでは、築き上げた『信頼』を
崩さないためのサポートをしております!

強度計算をご検討の方はコチラ
気軽にご相談ください。

強度計算の重要性①

強度計算というのは、
とても面倒なものです。
実に細やかな数値の試算が必要になります。

荷重、風圧、地震などなど
人や自然の動きが加わるものには、
ほぼすべてこの計算が関わってきます。

それらに対する耐性は、
素材や構造によっては可変的なのです。

「大丈夫だと思ってた」

では済まされないのが、建築の世界。
・構造物が倒壊や落下
・建物や設備が災害時に二次被害を起こす
・利用者の誤操作や過負荷での破損や事故発生
などなど

損害が出た場合――
施工業者や設計者の責任が
問われてしまうこともあります。

「転ばぬ先の杖」

専門家としては、この杖が体重という荷重を支えられるか?
を、計算しなくてはならなくなりますが……

強度計算では、なんとなくの安全を、確かなものにする。
大きなリスクから身を守るための『杖』と言えます。


ぜひ、ご安全に!

強度計算の重要性②

強度計算というのは、
『信頼』である。
それは、防御にもなりますが、
攻め手にも成りえます。

改修提案や競争入札時などに顕著です。
金額だけの勝負にならずに、
計画性や実行性の加点を狙えます。
※各行政区域の入札方針にもよります。

2025年4月の建築基準法(法改正)

2025年4月の「4号特例縮小」、
→従来は法的に添付は必要なかった規模の建築にも
強度計算書が求められる範囲が拡大。

2030年の「ZEH水準の省エネ適合義務化」と、
新築住宅にも制度の高い構造基準が求められます。

安全面に関する基準は
基本的に下がっていくことはありません。

強度計算には、
許容応力度計算の許認可に関わる数値と
大地震や防風など防災に関わる数値など
段階に応じた高度な検討が必要になります。

ー(マイナス)を未然に防ぐ
+(プラス)にも繋がる。

記事では、実例紹介も行っております。
よろしければ、覗いてやってください。

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